コレクター必見!!ベトナムジッポ入荷しました!!

みなさまこんにちは!!

ちょこちょこお問い合わせをお受けしていましたベトナムジッポが本日入荷しました!!

戦争を物語るベトナムジッポとは・・・
1960年~1975年、およそ15年間に渡って続いたベトナムの南北統一をめぐって行われた南北戦争。

共産主義を唱えるソビエト連邦と中国が支援する北ベトナム、
そして資本主義を唱えるアメリカが支援する南ベトナム、
この二つが対峙したいわば代理戦争と呼ばれるものでした。

この戦争において、アメリカはおよそ58,000名余の戦死者と、約1700機の航空機や大量の兵器などの損失を出し、膨大な線費負担が経済を直撃しました。

経済的な戦費負担だけでなく、実際に戦地に赴任していた兵士達は、国内世論などによる『何の為の戦争か?』という既成の価値観をも覆す戦いでもあったと言われています。

当時、現地南ベトナム(現ホーチンミン)では、手先の器用なベトナム人が簡単な機械を使って、兵士の持ち込んだジッポに彫り模様をしてくれる出店があったそうです。

兵士たちは愛用のジッポに地名、恋人や家族の名前、そして思い思いの祈りや恨み、厭世の言葉までも刻んでもらいました。
絵柄には地図、隊のシンボル、有名キャラクター、そして女性のエロチックなものまでバラエティに飛び個々の個性を出していました。

戦争が始まった60年代初頭には、兵士たちも好戦的な内容を好みましたが、
終焉を迎える70年代初頭には平和を求める内容に変わっていったそうです。

アメリカ兵達が祖国を離れ、赴任先のベトナム戦火において辛い日々の中、心の拠り所として愛用していたベトナムジッポ。

兵士達にとってジッポは単なるライターとしてではなく、ミラーにしたり、暖をとるカイロの代わりにしたりと、日常生活の道具であると同時に自分のオリジナリティーを表現するための身分証明書であったりしたといわれています。

ベトナムジッポは単なる日用品ではなく、その一つ一つが戦争の虚しさや当時の世相を物語っています。

歴史を物語るベトナム・ジッポは、単なる道具の域を超えた
アート作品です。

是非、みなさまも手に取って何か感じとってみて下さい。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

MALAIKA MITI うめきた店

グランフロント大阪 北館 5階

http://www.gfo-sc.jp/shop/detail?shopid=00000292